北洋銀行、上限32億円の自社株買い 発行済みの2%
北洋銀行は株主への利益還元を手厚くしている
北洋銀行は20日、32億円を上限に自社株買いをすると発表した。北洋銀によると同行の自社株買いの規模としては過去最大となる。発行済み株式数(自社株を除く)の約2%にあたる800万株まで市場で買い付ける。取得期間は25日から4月30日まで。
北洋銀は2024年5月にも、24年5月20日〜同年6月28日に自社株買いをすると発表していた。発行済み株式の約1%にあたる最大394万株を13億円を上限に買い付けるとし、最終的に約226万株をおよそ13億円で取得した。
同行は株主への利益還元を手厚くしている。24年5月に配当性向30%以上、総還元性向50%を目安とする株主還元方針を打ち出した。従来方針では、総還元性向が連結純利益の40%になるよう自己株式を取得する、などとしていた。